むしろ｢人生｣的なカテゴリーだろう。

小さいころ、絵本やテレビの人たちと話すのは当たり前で、著者とも話すことが出来るようになった。何とかの文豪夏目漱石と小学校三年生のおこちゃまが渡り合おうというのが土台無理な話なのだがそこはおこちゃまのおこちゃまたるゆえんで漱石おじさん、(太宰)治おじさん、と

「漱石おじさんはちょんまげをしていたのか?」「治おじさんは何故バーというところによくいるのか」

（もちろん解説を読んで、それなりに理解しているが、「治おじさんの死」についてはおぼれて死んじゃった、雨の日だったから、そんな汚い川に入らなくても。で、どうして女の人と一緒に入るのかはさっぱりわけがわからなかった。）

で、漱石おじさんも治おじさんも応えてくれるのだから大変なことである。のちに、実際漱石宅へファンレターを送った小学校六年と思しい少年に「わたしの本は大人の本だから、六年生は六年生らしい本をお読みなさい」
その文を知ったのが大学生で、「あのう、小学校三年生で、数えで九才の女の子が読んじゃいました、今はもう二十ですが」

空の上の漱石おじさんは教育者でもあったから十に満たない子供は、昔話を読んでいなさい。あああ、何故おじさんの本を見つけたの。え、背が低くて丁度目に付くところにあったって?ああああ。であろう。

とにかく誰か知人ができればその人とも話せる、クリニックの先生とも話せる。もうものすごい数である。数えるのが辛いくらいだ。

もう一つ変なことがある。

私はこういう性格も、ああいう性格もあるな、と認識するのは普通だが、それぞれが人間になっていろいろ話し始めるのが困ったことである。こういうのを解離性人格障害という。先ほどの、本などの人と話すことが出来るのは一種の白日夢でそれほど悩むべきことではないらしい。わたしの脳みそがそうできているというだけで、止めろといわれて止められるものでないので気にしなさんなということである。

（それにしても登場人物がどんどん増えますね、と先生は微笑んだまま言われるのだが）

とにかく問題なところを一つずつ解決しましょう、お互い年ですし。私、私を年だという人にはじめてであったよ!
46に近いんだから若くはないけど。今まで言われたことなかった。クリニックの先生はそうすると意外に年は近いのかもしれない。

バス一区間のところに美味しいケーキ屋があり、オーナメントもきれい。十年以上前、よく行ったというほどではないが数回行った。美味しいのは確か。客足が途切れない。

糖尿になったせいもあるが、二人で、ケーキをともに食べる習慣がなくなってしまった。その前はシュトーレンを買っていた、未練がましいといえば言えるが、ケーキでなくっていいから、ロシアパンなりぶどうパンを二つに分けて食べる、気もないんだろうなあ、散髪に行ってくるそうだし。

いつからか「サイレント　イブ」　そういうのうけいれなくてはだめですか　ねえ　　ゆふ

何々とか、と言うことをよく使うと｢とかとか国｣の住人になる。(と言うことを言った永井陽子さんはあまり心よく思ってなかったのだろうか?）

しかし思わず使っている。

ＨＰを作ろうと思っているがＦＴＴＰがうまく行かず、見ている人ごめんなさい、の状況。

田辺聖子さんはどういうわけか京言葉と言うか京女がお嫌いなようだ。スカッとした性格の方が陰にこもる物言いをする人を嫌うってわからないわけではないが。

私が三年間寮生活を一緒にした女の子は三重県の子で一年間は隣の部屋、あと三年は同じ部屋だった。
ちょっと言葉が京言葉に似てるなと思うが三重は三重だ。おっとりした子にみえるけれど、入学時主席なのである。げに言葉は印象を変える。

私は普段は少し関西イントネーションの入る共通語?と言う妙な言葉をほかの地域の子とわかりやすくするために話していた。やはりテレビの世代であるから、テレビに関西弁を混ぜれば｢奈良にいても通じる｣と思い込んでいる。学校周辺はうちの大学の子ばかりだし、通じる(通じてくれてる)、学園祭で、九州の子が、売込みをしていたときに｢下手な関西弁使わんで｣と言ったのは男子大学生だし、京都かどうかすらわからない。この子は落ち込んで寮で泣いていた!おべんちゃらでもええからほめたらんかい!(怒ってきたがこんなレベルでなく、キレると自分も何しゃべってるかわかってないときがあるので、どんな言葉になってるかなんておよそわからない)

話が遠回りになるが京都の人だっていい人はいると思うし、その人が京言葉使ったら意地悪になったらかなわんわ。といわはるおもうえ？(ちなみに田辺ファンです、私は)

年がら年中風邪ひきだが、だるいのは辛い。近所の内科で薬をもらってきた、幸いひどくはないとのこと。

ノロでないだけ本当によかったあれにかかると眠れない。まあ、トイレと布団の往復。今はノロが流行っているそうだから手洗い励行。

わたしの思い違いかな。ノロは夏はやるんだが…

亡くなった青柳守音さんの歌集を読もうかなと思うが、なんか向こうでやめなさいといわれている気がする。まあ、ぼちぼち。